医療議連に寄せられたご意見 |
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はじめまして。長崎の公立病院に勤務しています。(Oさん・医師)はじめまして。長崎の公立病院に勤務しています。当院は、がん診療連携拠点病院で、外来化学療法も積極的におこなっています。当院では、今年の四月から呼吸器内科の先生が辞められ、呼吸器の先生がいなくなります。大学からの派遣が終わります。島原半島(約15万人)の中核病院でありますが、小児科医も今年の四月からいなくなり、内科医も3人が辞める状況です。がん連携拠点病院であるのに、連携がとれません。肺癌の治療ができません。放射線治療の特殊な装置(長崎県では当院だけ)があるのに、それをうまくいかすことができません。当院へは大学医局からの派遣が大半ですが、大学病院の医師不足も顕著です。以前は交通の不便な所、医師が行きたがらない場所へは、経済的な援助、待遇の面で魅力をつけてましたが、今の地方医師の給与は、国公立病院であればあるほど、大病院であればあるほど、低いのが実情です。医師も人間です。家庭があれば、ある程度の給与が欲しいのは当たり前ですし、人並みに休みもとりたいです。自分の身体に鞭打って、自分の健康を害して頑張っても、それに伴う給与、待遇、評価がなければ病院勤務をやめて、経済的、時間的ゆとりがある開業へと向かうのは当たり前ではないでしょうか。特に優秀な医者ほど、早く見切りをつけて、開業している気がしてなりません。もう医者いじめもいい加減にやめてもらいたいです。診療拒否でなく、診療不可なのです。当院も4月から夜間救急が内科は隔日となります。勤務医がいないから、医者がいないから当たり前です。医者がいないのに、当直含め、36時間勤務も日常茶飯事なのに、もっと働けと言うのでしょうか?患者さんもいろいろです。昼間は仕事しているから夜の救急にくる軽症患者、タクシー台がもったいないから救急車を使う軽症患者、ホテル代わりに使う高齢者、非常識な患者が、今の世の中、多すぎます。揚げ句の果ては、難治疾患で一縷の望みで治療しても、予後が悪かったら患者家族に訴えられる始末。今後、誰もリスクのある治療はしないでしょう。それは国民の不利益につながると思います。患者みんなが100%を望んでいる気がしてなりません。医者はモノを作っているのではありません。人間には寿命があります。いつかはみんな死にます。それなのに、自分だけは違う、自分の家族だけはそうでないとでも思っているのでしょうか?多くの医者が疲れ果てています。患者さんのために病気を治そうと、日夜研鑽している医者が報われない社会で、どうするのでしょうか?ヒトは健康が一番といいながら、しかし、医者を大切にしない・・・。国民皆保険制度がわるいのでしょうか?臨床研修制度がわるいのでしょうか?自問自答してしまいます。勤務医は、地方であればあるほど疲弊しています。 |
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