総合病院の医師は誰もが、このような勤務体制で・・・(Mさん・医師)
『当直明けで外来を行うなど、36時間勤務という無茶苦茶な実態・・・』という表現がネット「医療維新」でありましたが、総合病院の医師は誰もが、このような勤務体制で 当然のように働いていたのです。私が就職した20年前からすでに当然のこと。その頃は土曜日も半日仕事で、重症患者が入院したらさらに一日仕事、最悪の時には、日曜日もなく翌週にまで持ち越し・・・主治医になれば必ず呼び出されます。患者との信頼関係形成は主治医制の良い所でもありますが、超過勤務になる点では悪い制度です。それを改善する病院も報道されていました。(全員の医師が把握するように)でもこれもみんなが無責任になる危険もあるのです。
医療崩壊は今までは生命をまず第一に考えてきた医師の自己犠牲で問題にならなかっただけであって、もう何十年も前から問題であったわけです。無茶苦茶な業務と言わしめたことを 何十年も医師は続けてきたのです。私たちが研修医の頃は、時間外労働が100-200時間は当然のようでした。でも、医師がみんな過労死するわけではないから問題にならなかっただけです。お役所の考える「当直」という言葉とは実態は違っていて、総合病院では当直では眠れないのが当然、少しでも寝れたら幸運でした。それも、医師により運不運ともあります。多忙でも、寝当直でも 当直料は同じ、おかしくないでしょうか?内科系はすべての疾患に対応しないといけません。普段の呼び出しも重症をかかえる診療科とそうでない科との間には不公平感が生まれます。でも卒業年度が同じならば、基本給料は同じです。馬鹿らしくなりませんか?個々の医師の努力を全く評価してこなかった医療現場(院長・事務長をはじめ)資本主義の日本にあって社会主義的な面が病院にはあります。すべてお金になって評価されるのがよいとは思えません。悪いことを考える人も出てくるかもしれません。しかし、何か動機づけとしてお金とか何か表彰されるとか努力賞などがあればもう少し違ったと思います。
臨床の評価は患者さんの多さなどで評価できることでしょう。医学論文数などで医師を評価する以外に、臨床での評価は全く別のものと思います。そういう評価を考えてください。それが世間の求める医師です。
研修制度の改悪がこの医療崩壊に拍車をかけたことはいうまでもありません。有名な病院・先生の下で研修したいのは当然のことです。でも全く自由にお世話になった大学や県などお構いなしに研修先選択を可能にしたことが間違いでした。一度は卒業大学で恩返しするとか、何かハンディを負うべきです。研修医が入局せず、地方大学はさらに危機的状態です。今も第一線で診療をしている先生はたくさんいるわけですから、早急にその業務が軽減され、また報われるように各病院の院長・事務長がまず検討するべきだと思います。当直業務の多忙さによって評価をすること、翌日の勤務は、夜勤をしたわけですから、休みにすることなどの改善を早急にしてください。
また勤務医は長期間同じ病院に勤務する医師は少ないです。ということは退職金もほとんど貰えなかったり、少ないわけです。そういうことも忘れられているのではないでしょうか??官僚の天下りとかの報道を聞くたびに怒りを覚えます。
救命救急センターを標榜している病院でも いまだに内科系・外科系 一人づつ という病院もあります。書類上では帳尻を合わせているだけです。もっとよく調査してみれば明らかになるでしょう。医師が足りないからそれもやむを得ないかもしれません。同じ地区にいくつも大病院があるところでは、医師をまとめてしまえばマンパワーは増加できます。
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