医療議連に寄せられたご意見

医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟

医療議連に寄せられたご意見

「産科事故の構図」は、今も昔も変わらず(匿名希望・その他)

1984年、出産時の事故で子供が重症脳性まひとなり、医師に過失があるとして裁判を行い、勝訴した経験を持っています。
その間、悲惨な出産事故をなくそうと市民団体を結成し、事故の相談を受けて21年目になりますが、「産科事故の構図」は、今も昔も変わらず、同じことが繰り返されています。

産科医療の崩壊の一つとして産科医不足が挙げられ「訴訟の多さ」が原因であるかのような報道がなされることがあり、「結果が悪ければすぐに裁判を起こされる」という一部の人の言説に沿った報道も目にします。

また「誠心誠意最善の医療を行ったものまで訴訟に持っていかれる」と本気で思っている医師達もおられるようですが、患者は、そんなことは、考えておりません。その考えは、完全な被害妄想であり、認識を改めなければならないと思います。

医療事故に関わっている者から見ると、それは全く誤った情報であると思います。
実際に訴訟になった事故の内容は、私が知る限りにおいては、その悪い結果がとても不可抗力で起こった事故とは考えられず、容認できるものでもなく、かと言って医療側が過失うぃお認めないので訴訟を起こすしか手立てがないから、仕方なく訴訟になっているという現実をしっかりと見て欲しいのです。
多くの人は、出産において高度な医療を求めているのではなく、基本的な医療の遂行を求めています。

余りにもレベルの低い医療を行い、事故を繰り返す、いわゆる「リピーター医師」なる方も一定の確率でいますが、その方々への研修もなされていないようです。
提案①「訴訟が多い」と嘆く前に、訴訟にならないように安全な医療のための研修を行う等して、国民から信頼してもらうことが重要。
提案②産科医不足を補うために、病院が奨学金制度を作り、確保する。
提案③開業は、複数人でのみ認める。ハイリスクの分娩は、3人以上で行うようにという産婦人科医会の通知にも合致する。
提案④医学部の学生の授業の一環として、医療被害者の生の声を聞くことを必須とする。
提案⑤「事故報告の義務化」とか、「事故を起こした医師に、研修を行う」等、色々考えられたことは良いのですが、何事も、計画のみで終わらないで、実行することが大事である。

所属は、市民団体代表(看護師資格あり)です。

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